目と舌で味わう行事食~準備編~

こんにちは、となりのサワコです
今日は、入院患者さんに月に一度お出ししている「行事食」のウラ話をご紹介したいと思います。

当院の普段のお食事は、“いつもの家庭の味”を目指して、
優しくてほっとするような味付けや食材使いをしています。
一方、行事食は月に一度、入院中のお楽しみとして季節や暦に合わせた、
ちょっと特別なお食事をご用意します。

入院中の一番の楽しみは食事!とおっしゃる患者さんは多くいらっしゃいます。
そんな患者さんの期待に応えるべく、数か月前から準備を進めます。

メニュー構成から提供方法までトータルに、
栄養科と厨房スタッフと経営企画課の3部署が集まり時間をかけて綿密に打合せをします。

それぞれの専門の目線で意見を出し合います
器はどれを使おうか…


初めて採用する食材は、事前に試食を行い、固さや食感などを確かめます。
嚥下機能に障害をお持ちの方が召し上がれるかの確認が必要な時は、
言語聴覚士(ST)も一緒に試食します。

昨年夏、初めてうなぎや穴子をお出ししました
STが試食

そして、行事食提供日当日。
患者さんのココロとカラダに栄養を届けたい!その一心で、厨房スタッフが心を込めて調理します。

ちなみに今月は、10日㈬にバレンタイン行事食を予定しています。
当日の様子はまたこちらのブログでご紹介します!

電話番号0459010025