名誉院長あいさつ
昭和60年にたまプラーザに開院した「さわい病院」は、整形外科専門の急性期、慢性期診療をしてまいりましたが、少子高齢化の時代とともに療養病床不足が叫ばれ、その解消のため、平成17年にあざみ野に移転、新築増床して「青葉さわい病院」として再出発。この2020年で35周年を迎えております。
2020年、令和初の新年を迎えオリンピック開幕とあいまって、輝かしい希望に満ちた年となるはずでしたが、予想もしなかった新型コロナウィルスの蔓延の前に、社会は混乱し、リーマンショックをしのぐ経済麻痺など100年に一度の未曽有のパンデミックに振り回されております。
私が医学を学んだ頃は、感染症との戦いは過去のものであってすでに勝利した位置づけと理解しておりましたが、改めてまだまだ多くの未知の生物と共存するための知恵が必要なのだと痛感させられております。
この戦いに勝利した後も世の中の仕組みは一変し、新しい生活様式に慣れるには大変な努力が必要となりますが、医療の必要性だけは永遠に変わらないことを信じております。
これからもスタッフ一同変わることなく地域医療を守るべく努めて参ります。
2020年7月吉日
医療法人社団博慈会 青葉さわい病院
名誉院長 澤井 博司
理事長兼病院長あいさつ
医療、介護、そして行政が1つになって地域の皆さんの健康を守る「地域包括ケアシステム」。当院の役割は、他の急性期病院で専門治療を終えた後すぐに在宅に戻るのが困難な方を受け入れ、適切なリハビリや栄養指導を提供して生活機能回復のお手伝いをすることです。急性期病院、在宅医療やクリニックの先生、施設、訪問看護ステーション、介護サービス事業所などと綿密に情報共有を行い、切れ目のない医療、介護の提供を実現できるよう努めてまいります。
健康寿命をのばす必須アイテムの一つは「筋肉」です。筋肉は年齢がいくつになってもつけることが出来ますが、栄養摂取と運動負荷の量とバランスが重要です。退院後も継続してご利用いただけるよう、訪問リハビリ、訪問栄養指導も行っております。直接の指導だけでなく、ホームページや広報誌などでの情報発信も行って参ります。
日本でも有数の長寿の地域であるこの青葉区で、最後まで安心して生活していただけるよう、地域の皆さんの支援をしていきたいと思います。
医療法人社団博慈会 青葉さわい病院
理事長兼病院長 澤井 崇博
病院概要
名称 | 医療法人社団博慈会 青葉さわい病院 |
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所在地 | 〒225-0004 神奈川県横浜市青葉区元石川町4300番 |
電話番号 | 045-901-0025 (代表) |
FAX番号 | 045-901-0023(代表) |
開設 | 昭和60年4月(さわい病院として開設、平成17年移転・改称) |
名誉院長 | 澤井 博司 |
理事長兼病院長 | 澤井 崇博 |
理念 | 「思いやり」そして、「『生きている』喜びを」 |
病床数 | 170床 急性期一般14床、地域包括ケア26床、回復期リハ30床、医療療養100床 |
病院沿革
昭和60年 4月 | たまプラーザに「さわい病院」開院(49床) |
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平成14年11月 | 法人化(医療法人社団博慈会さわい病院) |
平成17年12月 | たまプラーザ(青葉区美しが丘)からあざみ野(青葉区元石川町)に移転、「青葉さわい病院」と改称(190床) |
平成20年 8月 | 訪問リハビリテーション(介護保険)を開始 |
平成22年 4月 | 介護病棟を医療療養病棟に変更 |
平成22年12月 | 「よこはまグッドバランス賞(働きやすく子育てしやすい企業)」表彰 |
平成23年 4月 | 190床→170床 |
平成24年12月 | 「よこはまグッドバランス賞(働きやすく子育てしやすい企業)」表彰 |
平成25年12月 | 「よこはまグッドバランス賞(働きやすく子育てしやすい企業)」表彰 認定3回、ブロンズ賞受賞 |
平成26年10月 | 患者支援部が発足 |
平成27年 3月 | 「よこはまグッドバランス賞(働きやすく子育てしやすい企業)」表彰 |
平成27年11月 | 訪問栄養指導(介護保険)を開始 |
平成28年 3月 | 「よこはまグッドバランス賞(働きやすく子育てしやすい企業)」表彰 認定5回、シルバー賞受賞 |
平成29年 1月 | 地域包括ケア病床 届出、算定開始 「患者支援部」から「地域医療連携室」へ名称変更 |
平成30年11月 | 訪問診療(整形外科・褥瘡)を開始 |
令和3年1月 | 新富士病院グループに参加 |
令和3年4月 | 「地域医療連携室」から「総合支援室」へ名称変更 |