栄養のお話「食事から熱中症予防」

こんにちは、となりのサワコです

『体を外から作るのは運動!
体を中から作るのは栄養!』
という言葉を先日耳にしました。
うーん、なるほど。

ということで、今日は当院栄養科の管理栄養士から、
熱中症予防に役立つ栄養のお話をします。

*****************************

みなさん、こんにちは

毎日のお食事の用意、大変ですよね。
台所に立つのは暑いし、この暑さじゃあまり食欲もない…
という方いらっしゃいませんか?

でも、熱中症予防には食事、栄養もとても大切なのです。
そこで今日は、熱中症予防に大切な栄養素をご紹介します。
このブログの中で、手軽に作れる美味しいレシピも今後ご紹介していきますので、
これらの栄養素、食材を、毎日の献立に上手に取り入れてみてください!

タンパク質(肉類・魚類・卵・大豆製品・乳製品)

筋肉・臓器など体の主成分で酵素・ホルモン・血液成分・神経伝達物質などの
主成分ともなる為、不足すると、体の機能が低下し免疫力が下がってしまう。
ただし、腎障害のある人は摂りすぎると腎機能悪化につながるため注意が必要です。

ナトリウム

汗と一緒に流れていくため、たくさん汗をかいたときは塩分補給が大切です。

カリウム(野菜・海藻・果物・イモ類)

細胞の浸透圧を調節してくれているのカリウムです。
汗をかくことで、ナトリウムと一緒に流れてしまいます。
体の中で不足すると筋力低下・低血圧・不整脈・頻脈が起こる可能性があります。
ただし、腎障害がある人は体に溜まりやすくなり不整脈などを引き起こすため注意が必要です。

水分

水分が不足すると、血流悪化・自律神経の乱れ・筋力低下がおこり、疲労感へとつながります。

ビタミンC(果物(キウイフルーツ・イチゴ)・野菜(ブロッコリー・赤ピーマン・ほうれん草))

体の中のコラーゲン作りを助けてくれます。
コラーゲンは不足すると筋肉・血管・骨・皮膚など体の組織が弱くなる可能性があります。
ビタミンCをとることで免疫力を高めることへつながります。

ビタミンB1(豚肉・うなぎ・玄米や胚芽米)

糖質をエネルギーに変えるためになくてはならない栄養素です。
脳で使われるエネルギーは糖質からのエネルギーであり、
このビタミンB1が不足すると、脳の働きが悪くなり、神経機能が正常に保てなくなることがあります。

*****************************

ミニレシピ☆手作りスポーツドリンク

汗をかいた時は、水分と電解質を補給することが大切です。スポーツドリンクや経口補水液は、市販で購入できますが、簡単に作れますので必要になった時には作ってみてください!

*****************************

電話番号0459010025