ひざの痛み予防運動③スクワット(ひざ伸ばし運動)

こんにちは、となりのサワコです

真冬みたいに寒い日が来たと思えば、また半袖を取り出すような陽気の日もあり、
頭も体もついていけない今日この頃です…。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、数回に渡りお届けするひざの痛み予防運動のお話。
今回は、ひざの痛みがない方や、痛みが軽い方向けの運動のご紹介です。

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こんにちは!理学療法士の宮本です

前回は、ひざに痛みがある方向けの大腿四頭筋(ももの前)の筋力強化を紹介させてもらいました。
すると、私は膝が痛くないけど、あの運動していればいいの?と、早速お問い合わせを頂きましたので、今回は、ひざに痛みのない人、少ない人向けに、お勧めのひざ伸ばし運動、スクワットをご紹介します。

この運動は、前回同様、日常動作で必要な筋力の基礎となります。
ももの前だけでなく、お尻の筋力もつきます。
私の勧める運動の中でも、1.2を争うほど良い運動なので、是非気合を入れてやってみてください!

  1. 椅子の背もたれや、台に両手で捕まり、両足は肩幅程度に開いて立ちます。
    この時、爪先と膝の向きはまっすぐ前を向くようにします。
  2. 「1・2・3・4」とゆっくり数えながら、腰を後ろに引きながら膝を曲げていきます。
    この時、背中が丸くならないように気を付けましょう。
  3. 膝を曲げる深さは、1/4(45度)程度。深く曲げ過ぎないように気を付けましょう。
  4. 「1・2・3・4」と数えながら4秒以上かけてゆっくりと元の姿勢まで戻ります。
  5. 10回程度を目安に行いましょう。(少し疲れたな…という程度です。)

《筋力トレーニング時の注意事項》

  • 運動を行って痛みがさらに増悪する場合➡この運動を行う前に、医療機関の受診をお勧めいたします。関節の状態を向上させ他のプログラムを実施し、状態が改善したらこの運動を実施してみてください。
  • 腰を後ろに引くように行いましょう➡真っすぐ、深く屈伸すると、ももの前の筋肉に過剰な負荷がかかりすぎ、関節にも過負荷となる可能性があるので気を付けましょう。
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