こんにちは、となりのサワコです
街を歩くと金木犀の甘い香りが漂い、秋の訪れを感じさせてくれます。
政府のGo Toキャンペーンに東京が追加され、この週末は各地かなりのにぎわいだったと今朝のテレビのニュースでやっていました。
過ごしやすい気候が続いており、たしかにちょっと遠出をしたくなりますね。
数回に渡りお届けするひざの痛み予防運動のお話。
今日は膝の痛みがやや痛い方向けの運動をご紹介します。
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こんにちは!理学療法士の宮本です
前回は、準備運動を兼ねたもも裏のストレッチングを紹介しました。
今回は、膝の上。ももの前の筋肉を鍛える運動になります。
ももの前の筋肉は、立ったり座ったり、階段を上ったりと、色々な場面で使用する筋肉で、使わないと弱くなりやすい筋肉の代表なんです。
この筋肉の衰えが、膝の痛みや、生活能力の低下を助長しているといっても過言ではありません。
本来なら、しっかり負荷をかけたいのですが、今回は、膝の関節を保護するためにも、椅子に座って行う方法を紹介します。
- 椅子に少し深めに腰かけます。(坐面の前2/3程度・背もたれに寄りかからないようにします)
- 太ももに力を入れながら、片足の膝を「1・2・3・4」と数えながら4秒以上かけてゆっくりと伸ばします。
- これ以上伸びないというところで、かかとを前に突き出すようにして、もも上の大腿四頭筋の収縮を感じながら10秒間止めます。
- そこから「1・2・3・4」と数えながら4秒以上かけてゆっくりと元の位置まで戻します。
- 左右各10回ずつ行いましょう。
《筋力トレーニング時の注意事項》
- 運動を行って痛みがさらに増悪する場合➡この運動を行う前に、医療機関の受診をお勧めいたします。関節の状態を向上させ他のプログラムを実施し、状態が改善したらこの運動を実施してみてください。
- 反動はつけないようにおこなしましょう(勢いよく行うより、ゆっくり行う方が効果的です。4秒以上かけてゆっくり実施するようにお願いします)