2020年9月24日(木曜日)

目と舌で味わう行事食~9月~

こんにちは、となりのサワコです

昨日のブログでもお伝えしたように、先週の金曜日に敬老の日のお祝いイベントを行いました。
9月の行事食としてこの日ご用意したのは『敬老の日お祝い膳』。

月に一度の行事食は、毎月、念入りな打ち合わせの上で趣向を凝らし、季節感を味わっていただけるもの、目先の変わったものをお出ししていますが、今月の行事食は特に力を入れました!

メニューは、赤飯、だし巻き卵、鰆の西京焼き、春雨サラダ、エビチリ、鴨と秋茄子の利休焼き、海鮮焼売あんかけ、筑前煮、カニクリームコロッケ、長芋とオクラ和え、茶わん蒸し、祝いまんじゅう。
なんと、12種類もありました!

9月行事食

患者さんごとに食形態やエネルギー量が異なったり、アレルギー対応があったりで、厨房はてんてこ舞いでしたが、ひとつひとつ心を込めて丁寧に調理し、皆さんに喜んでいただけるものがお出しできたのではないかと思っています。

召し上がっている患者さんの様子も拝見しましたが、
「素晴らしいお食事だわ」
「どれも美味しそうで目移りしちゃう」
「盛り付けもとってもきれいで美味しい!」
「病院でこんなものが食べられると思っていなかったよ」
と皆さん大絶賛されていました。

料亭風に、こんなお品書きも作ってみました。
当院管理栄養士が作りました。どっちが本業か分からないほどのクオリティの高さ…

これからも患者さんのココロとカラダに栄養をお届けできるよう、真心こめたお食事を提供していきます。

2020年9月4日(金曜日)

おいしい家庭料理レシピ「豚しゃぶときゅうりの梅肉ソース和え」

こんにちは、となりのサワコです

当院の管理栄養士がご紹介する、おいしい家庭料理レシピ。
第二弾の今回は、「豚しゃぶときゅうりの梅肉ソース和え」です。
これから雨の日が多くなると湿度が上がり、不快指数も高くなりますね
そんなときでもさっぱりと食べられるおいしいメニューのご紹介です!

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~お肉も野菜もモリモリ食べて、残暑を乗り切ろう~

豚肉のたんぱく質・ビタミンB1と、胡瓜のビタミンC・カリウムで残暑に負けない強い体に!きゅうりの水分で火照りを冷やして、梅ソースで食欲増進・疲労回復効果も期待できます。

〈材料 1人分〉

豚肉スライス5~7枚(約120g)
きゅうり1/2本
みょうが1/2個
大葉3枚
☆梅肉小さじ1
☆めんつゆ大さじ1
☆オリーブオイル大さじ1/2
☆酢大さじ1/2
かつお節少々

<作り方>

  1. 調味料(☆)を混ぜ合わせておく。
  2. きゅうりは縦半分に切ってから斜めに切っておく。
  3. みょうがは千切りにし、大葉は細かくちぎっておく。
  4. 豚肉スライスを茹でて冷水にとり、冷やしておく。
  5. 1. 2. 3. 4.全て一緒に混ぜ合わせ、お好みでかつお節をかけて出来上がり。

<栄養成分>

・エネルギー:434kcal
・たんぱく質:23g
・脂質:33.2g
・炭水化物:6.1g

2020年8月28日(金曜日)

おいしい家庭料理レシピ「夏野菜キーマカレー」

こんにちは、となりのサワコです

当院の管理栄養士が、おうちで簡単に作れるおいしい家庭料理レシピをご紹介します!
第一弾の今回は、夏野菜たっぷりのキーマカレーです。
いつもの、ニンジン、じゃがいも、玉ねぎ、お肉で作るカレーとはひと味違う、
太陽の光をたっぷり浴びた旬の夏野菜を使ったカレーです。
暑くて食欲もイマイチ…な時、ぜひ作ってみてください!

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~暑い日こそスパイス料理を食べて食欲増進!!
季節の野菜を使って疲労回復!!~

カレーに含まれるスパイスには健胃作用・食欲増進・疲労回復の効果があります。
豚肉に含まれるビタミンB₁は「元気ビタミン」とも呼ばれ、夏の日差しでダメ―ジを受けた身体をケアしてくれます。
また、季節の野菜を使うことで不足しがちなミネラルを補うことができます。

〈材料 5人分〉

カレールー1/2箱(約90g)
豚ひき肉250g
玉ねぎ中1個
トマト中1個
なす1本
ピーマン1個
パプリカ(赤・黄)各1/2個
大さじ1
200g

<作り方>

  1. 玉ねぎはみじん切り、トマト・なす・ピーマン・パプリカは1.5~2㎝角に切る。
  2. フライパンに油を熱し、玉ねぎを炒める。玉ねぎが透き通ったら豚ひき肉を加え炒める。
  3. ①のトマト半量、その他の野菜を炒め、水を加える。沸騰したらアクをとり蓋をして中火で5分煮る。
  4. 火を止め、ルウを溶かす。弱火でかき混ぜながら10分煮込む。
  5. 残りのトマトを加え、ひと煮立ちさせ完成。

<栄養成分>

・エネルギー:289kcal
・蛋白質:12g
・脂質:19g
・炭水化物:19g
・塩分:2.2g

2020年8月21日(金曜日)

栄養のお話「食事から熱中症予防」

こんにちは、となりのサワコです

『体を外から作るのは運動!
体を中から作るのは栄養!』
という言葉を先日耳にしました。
うーん、なるほど。

ということで、今日は当院栄養科の管理栄養士から、
熱中症予防に役立つ栄養のお話をします。

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みなさん、こんにちは

毎日のお食事の用意、大変ですよね。
台所に立つのは暑いし、この暑さじゃあまり食欲もない…
という方いらっしゃいませんか?

でも、熱中症予防には食事、栄養もとても大切なのです。
そこで今日は、熱中症予防に大切な栄養素をご紹介します。
このブログの中で、手軽に作れる美味しいレシピも今後ご紹介していきますので、
これらの栄養素、食材を、毎日の献立に上手に取り入れてみてください!

タンパク質(肉類・魚類・卵・大豆製品・乳製品)

筋肉・臓器など体の主成分で酵素・ホルモン・血液成分・神経伝達物質などの
主成分ともなる為、不足すると、体の機能が低下し免疫力が下がってしまう。
ただし、腎障害のある人は摂りすぎると腎機能悪化につながるため注意が必要です。

ナトリウム

汗と一緒に流れていくため、たくさん汗をかいたときは塩分補給が大切です。

カリウム(野菜・海藻・果物・イモ類)

細胞の浸透圧を調節してくれているのカリウムです。
汗をかくことで、ナトリウムと一緒に流れてしまいます。
体の中で不足すると筋力低下・低血圧・不整脈・頻脈が起こる可能性があります。
ただし、腎障害がある人は体に溜まりやすくなり不整脈などを引き起こすため注意が必要です。

水分

水分が不足すると、血流悪化・自律神経の乱れ・筋力低下がおこり、疲労感へとつながります。

ビタミンC(果物(キウイフルーツ・イチゴ)・野菜(ブロッコリー・赤ピーマン・ほうれん草))

体の中のコラーゲン作りを助けてくれます。
コラーゲンは不足すると筋肉・血管・骨・皮膚など体の組織が弱くなる可能性があります。
ビタミンCをとることで免疫力を高めることへつながります。

ビタミンB1(豚肉・うなぎ・玄米や胚芽米)

糖質をエネルギーに変えるためになくてはならない栄養素です。
脳で使われるエネルギーは糖質からのエネルギーであり、
このビタミンB1が不足すると、脳の働きが悪くなり、神経機能が正常に保てなくなることがあります。

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ミニレシピ☆手作りスポーツドリンク

汗をかいた時は、水分と電解質を補給することが大切です。スポーツドリンクや経口補水液は、市販で購入できますが、簡単に作れますので必要になった時には作ってみてください!

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2020年8月6日(木曜日)

目と舌で味わう行事食~8月~

こんにちは、となりのサワコです

8月2日は、土用丑の日でした。
関東地方ではちょうど梅雨も明け、いよいよ夏本番!というタイミングで、8月の行事食「うなぎ」をご用意しました。

メニューは、うなぎ丼、冬瓜のそぼろ煮、鮭といくらの親子なます、すまし汁、フルーツは夏らしく、すいかでした。

やっぱり土用丑の日には、うなぎを食べたい!!
そんなふうに思っていらした患者さんも少なくなかったと思うので、喜んでいただけたのではないかと思っています。
当院ではお食事にうなぎを使うのは初の試みでしたので、事前に関係者でサンプルの試食を行い、身の軟らかさや、骨が喉にひっかからないか、など十分に確認しての今回の実施となりました。

安全面、衛生面をクリアすれば、病院食だからって出せないものはない!という考えで、患者さんにより一層喜んでいただけるような食事提供をしています。
今は、9月と10月の行事食の最終的な準備を進めています。来月以降もお楽しみに!

電話番号0459010025