2020年12月7日(月曜日)

改めて再確認!コロナウイルス対策

こんにちは、リハビリテーション科の宮本です

今日は、サワコに代わり、私から感染対策についてのお話をします。

新型コロナウイルスの感染経路として、飛沫感染(飛んできたものが体に入る感染)のほか、接触感染が挙げられます。
目や鼻や口といった、皮膚で守られていないところからは感染がしやすいので特に注意が必要です。

さて、人は“無意識に”顔を触っています。
どれくらいの頻度で触っているかご存じですか?

文献によると、平均で1時間に23回も触っているんだそうです!
そのうち、目、鼻、口などの粘膜は、約44%を占めています。
ということは1時間に約10回は、粘膜に触れているということになります。

ウイルス対策の基本は、手洗い!

私たちはこれだけ粘膜に触ってしまうのですから、手を清潔に保つことが大切です。
水とハンドソープで、ウイルスはかなり減らせます。

手洗いの効果(イメージ図)

手洗いの5つのタイミング

  • 公共の場から帰った時
  • 咳やくしゃみ、鼻をかんだ時
  • ご飯を食べるとき(前と後)
  • 病気の人のケアをした時
  • 外にあるものに触った時

アルコール消毒も大切ですが、医療従事者の間でもこまめな手洗いは非常に大事とされています。
今一度、注意をしてみてはいかがでしょうか?

参考文献:
Yen Lee Angela Kwok et al. Face touching: A frequent habit that has implications for hand hygiene.Am J Infect Control. 2015 Feb 1; 43(2): 112–114.
森功次他:感染症学雑誌.80:496-500(2006)

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