こんにちは、となりのサワコです
病院の前の嶮山の交差点からあざみ野駅方面へ続く坂道は、いま紅葉がとても綺麗です。
枝の先の方から真っ赤に色付き、太陽の光が当たると本当に美しく、まるで絵画のようです。
今週は汗ばむほどの暖かい日が続くようなので、お散歩に出かけてみてはいかがでしょうか?
さて、今回は『ハマトレ』の実践編パート2、「傾き改善」の運動です!
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こんにちは!理学療法士の宮本です
今回は、体の傾きを改善する運動になります。傾きといってもイメージがわきにくいかもしれませんが、この運動は、お尻を中心に、ももの内側、外側を伸ばしたり、筋力強化したりする運動になります。これをすることで、バランスの改善にもつながることが期待されます。
立ったり座ったりが億劫になり始めた方、なんとなく歩いていると横方向にふらつく気がする人などは 積極的にやりたい運動ですね。
猫背になると、体のバランスをとるために、頭が前に出て、股関節と膝を曲げてバランスをとりはじめます。すると、歩幅が狭くなったり、つまづきやすくなったりします。最近つまづきやすくなったなぁと感じている方は、積極的にやってみてください。
◆ストレッチ◆
まずは、内もものストレッチの紹介です。
内股ストレッチ:肩幅より広く足を広げます。体重をかけていない側の足の内股を伸ばして、 左右各4カウント。内股が伸びていることを意識してください。
◆筋トレ◆
次に、筋力強化です。
①脚開き:まっ直ぐ立ち、椅子やテーブルに片手をおきバランスをとれるようにします。足を上げる方の腰に手を置き、足を横に振り上げます。ゆっくり行いましょう。
コツは、つま先が外を向かない事。内股のまま足を外にあげます。そして、やや斜め後ろにあげます。
やってみると、かなり難しい運動です。
これを、左右各4回行います。
②脚閉じ:椅子に座り、丸めたタオルを足の間におきます。タオルを押しつぶすように力を入れ、足を閉じる運動をしましょう。
これを4回行います。
それぞれ、1~4セット程度実施しましょう。
いかがだったでしょうか?今回の運動は比較的さっと出来たり、テレビを見ながらできたりしそうな運動ですので、普段の生活の中で積極的に取り入れてみてください。
次回は足の動き改善のための運動を紹介します!
参考資料
1、山本圭彦ら:運藤療法により高齢者の円背姿勢は改善するか:理学療法33(supplement2):398,2006.
2、蒲田一芳ら:骨盤・胸郭リアライメント法 コアセラピーの理論と実践 14-48,2011